問 200−201 70歳男性。人間ドックにて糖尿病の疑いを指摘されて受診し、 2型糖尿病と診断された。現在、以下の処方で治療中である。
(処方)
シタグリプチンリン酸塩水和物錠 50mg 1回 1錠( 1日 1錠) 1日 1回 朝食後 30日分
酸化マグネシウム 1回 1g( 1日 3g) 1日 3回 朝昼夕食後 30日分
検査値: Scr 1.4mg/dL、空腹時血糖値 96mg/dL、HbA1c 5.8%、血清マグネシウム値 6.5mg/dL
問 201(物理・化学・生物)
血清マグネシウムの測定法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 酵素法による定量では、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)が混在すると低値を示す。
2 誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)発光分光分析法による定量では、フレーム方式及び電気加熱方式が利用できる。
3 ICP 発光分光分析法による定量では、励起状態のマグネシウム原子又はイオンが基底状態に遷移する際に放出される発光を観測する。
4 ICP 質量分析法では、試料中に共存する遷移金属はイオン化されないため、マグネシウムを高感度に定量できる。
第103回薬剤師国家試験 問201-正答-1,3
問 200−201 70歳男性。人間ドックにて糖尿病の疑いを指摘されて受診し、 2型糖尿病と診断された。現在、以下の処方で治療中である。
(処方)
シタグリプチンリン酸塩水和物錠 50mg 1回 1錠( 1日 1錠) 1日 1回 朝食後 30日分
酸化マグネシウム 1回 1g( 1日 3g) 1日 3回 朝昼夕食後 30日分
検査値: Scr 1.4mg/dL、空腹時血糖値 96mg/dL、HbA1c 5.8%、血清マグネシウム値 6.5mg/dL
問 201(物理・化学・生物)
血清マグネシウムの測定法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
○1 酵素法による定量では、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)が混在すると低値を示す。
×2 誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)発光分光分析法による定量では、フレーム方式及び電気加熱方式が利用できる。
○3 ICP 発光分光分析法による定量では、励起状態のマグネシウム原子又はイオンが基底状態に遷移する際に放出される発光を観測する。
×4 ICP 質量分析法では、試料中に共存する遷移金属はイオン化されないため、マグネシウムを高感度に定量できる。