第103回薬剤師国家試験 問313

問 312−313 76歳男性。脳梗塞の既往と高血圧、脂質異常症(高脂血症)、不眠、便秘のため、以下の処方により治療を継続中である。薬局での服薬指導時に、患者から最近便が黒っぽいとの訴えがあった。薬剤師が主治医に連絡したところ、精密検査により大腸がんが見つかり、 3ヶ月後に切除手術を受けることになった。

(処方1)
アムロジピンベシル酸塩錠 5mg  1回 1錠(1日 1錠)
1日 1回 朝食後 30日分

(処方 2)
イコサペント酸エチル粒状カプセル 900mg  1回 1包( 1日 2包)
1日 2回 朝夕食直後 30日分

(処方3)
シロスタゾール錠 100mg  1回 1錠(1日 2錠)
1日 2回 朝夕食後 30日分

(処方4)
ゾピクロン錠 10mg  1回 1錠
不眠時 10回分(10錠)

(処方5)
センナエキス錠 80mg  1回 2錠
便秘時 10回分(20錠)

問 313(法規・制度・倫理)
その後、手術では患部を取りきれず、退院時の見込みでは、日常生活を送る上で介護を要するであろうとのことであった。介護保険制度に照らした当該患者に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

1 第 2 号被保険者である。
2 要介護認定を受けた場合に介護サービスが受けられる。
3 要介護認定は都道府県が行う。
4 要介護認定は疾病の重症度が判定基準とされる。
5 保険料は医療保険者が徴収し社会保険診療報酬支払基金に納付する。

 





 

第103回薬剤師国家試験 問313-正答-2

問 312−313 76歳男性。脳梗塞の既往と高血圧、脂質異常症(高脂血症)、不眠、便秘のため、以下の処方により治療を継続中である。薬局での服薬指導時に、患者から最近便が黒っぽいとの訴えがあった。薬剤師が主治医に連絡したところ、精密検査により大腸がんが見つかり、 3ヶ月後に切除手術を受けることになった。

(処方1)
アムロジピンベシル酸塩錠 5mg  1回 1錠(1日 1錠)
1日 1回 朝食後 30日分

(処方 2)
イコサペント酸エチル粒状カプセル 900mg  1回 1包( 1日 2包)
1日 2回 朝夕食直後 30日分

(処方3)
シロスタゾール錠 100mg  1回 1錠(1日 2錠)
1日 2回 朝夕食後 30日分

(処方4)
ゾピクロン錠 10mg  1回 1錠
不眠時 10回分(10錠)

(処方5)
センナエキス錠 80mg  1回 2錠
便秘時 10回分(20錠)

問 313(法規・制度・倫理)
その後、手術では患部を取りきれず、退院時の見込みでは、日常生活を送る上で介護を要するであろうとのことであった。介護保険制度に照らした当該患者に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

×1 第 2 号被保険者である。
○2 要介護認定を受けた場合に介護サービスが受けられる。
×3 要介護認定は都道府県が行う。
×4 要介護認定は疾病の重症度が判定基準とされる。
×5 保険料は医療保険者が徴収し社会保険診療報酬支払基金に納付する。