第103回薬剤師国家試験 問227

問 226−229 74歳女性。年齢を考えるとそろそろ骨がもろくなり、寝たきりになるのではないかと心配になった。

問 227(物理・化学・生物)
この女性に「骨粗しょう症は加齢とともに骨がもろくなり、進行しやすい病気なので、無理のない軽い運動を心がけてください」と指導した。この指導の根拠となる骨のリモデリングに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 エストロゲンは、骨からの Ca2+ 遊離を促進する。
2 骨細胞は、増殖能を有する未分化細胞であり、Ca2+ を細胞外へ分泌する。
3 骨芽細胞は、コラーゲンを細胞外へ分泌して骨基質をつくる。
4 カルシトニンは、破骨細胞の機能を抑制して、骨形成に働く。
5 負荷がかかる運動は、破骨細胞を活性化することで骨量を増加させる。

 





 

第103回薬剤師国家試験 問227-正答-3,4

問 226−229 74歳女性。年齢を考えるとそろそろ骨がもろくなり、寝たきりになるのではないかと心配になった。

問 227(物理・化学・生物)
この女性に「骨粗しょう症は加齢とともに骨がもろくなり、進行しやすい病気なので、無理のない軽い運動を心がけてください」と指導した。この指導の根拠となる骨のリモデリングに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

×1 エストロゲンは、骨からの Ca2+ 遊離を促進する。
×2 骨細胞は、増殖能を有する未分化細胞であり、Ca2+ を細胞外へ分泌する。
○3 骨芽細胞は、コラーゲンを細胞外へ分泌して骨基質をつくる。
○4 カルシトニンは、破骨細胞の機能を抑制して、骨形成に働く。
×5 負荷がかかる運動は、破骨細胞を活性化することで骨量を増加させる。