心不全とそのリスクの進展ステージ

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心不全は経時的に進行する慢性疾患であり、ステージA~Dに分けられます。

ステージA、Bは心不全症候を発症する前の段階です。
このA、Bの時期の治療がその後の心不全発症を予防もしくは遅らせます。

心不全の原因疾患としては、高血圧、虚血性心疾患が多くこれらの管理が重要です。

ステージC以降は心不全の症状・兆候が出現する時期です。(=慢性心不全)
症状が安定していても治ったわけではなく、増悪と寛解を繰り返しながら徐々に進行してゆきます。
また、その過程では重症不整脈など突然死のリスクもあります。
そのため、心不全の治療目標は「患者のQOLを維持し、再入院を予防すること」となります。

[情報元・参考文献]
淡海医療センター(滋賀県)「心不全の薬薬連携について」「心不全フォローアップシート」など

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