【2024年改定】OTC薬 48薬効群の医薬品全てを薬局で常に備蓄しておく必要があります~地域支援体制加算~

疑義解釈

地域支援体制加算の算定要件の1つに
「(OTC医薬品) 48 薬効群の品目を取り扱うこと」
という記述があります。

一部界隈では、
『48薬効群取り扱っていますよ!すぐ取り寄せできます!』
とかでも大丈夫なのでは?
と囁かれていましたが、それはダメですよ と明確になりました。

根拠はこちらです。

2024年改定の疑義解釈その1 問5

問5 地域支援体制加算の施設基準において、要指導医薬品及び一般用医薬品の販売は、「48 薬効群の品目を取り扱うこと」とされているが、48 薬効群の医薬品全てを薬局で備蓄しておく必要があるのか。
(答)そのとおり。購入を希望して来局する者の求めに応じて、適切な医薬品が提供できるよう、薬局に必要かつ十分な品目を常備している必要がある。
常備している必要がある。
(常備=常に備えておく=常に在庫しておく)
取り寄せ前提ではダメです。
地域支援体制加算についてはこちらに書きまとめています
地域支援体制加算とは [算定要件,解説]【2024年改定】
※画像は厚生労働省発表資料『令和6年度診療報酬改定の概要 調剤』よりお借りしました。地域支援体制加算は基準調剤加算のかわりに、2018年から新設された加算です。旧2022年版はこちらのページでご確認いただけます。今回(2024年改...
他にも色々と書いています

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