2022年2月9日(水)の中医協の総会の答申の資料で、これまでは●黒丸であった、2022年改定の点数案が表示されました。
大雑把にまとめると
大雑把にまとめると下表のとおりの改定案となります。
2022改定案 | 2022現行 | |
---|---|---|
後発加算1 | 後発率80%超 21点 | 後発率75%超 15点 |
後発加算2 | 後発率85%超 28点 | 後発率80%超 22点 |
後発加算3 | 後発率90%超 30点 | 後発率85%超 28点 |
別の言い方をすると、
75%以上 80%未満の薬局は
これまで、15点とれていたが、
2022年改定以降は0点となる。
80%以上 85%未満の薬局は
これまで、22点とれていたが、
2022年改定以降は21点の 1点減となる。
85%以上 90%未満の薬局は
これまで、28点とれていて、
2022年改定以降も28点が変わらず算定できる。
90%以上の薬局は
これまで、28点とれていたが
2022年改定以降は30点の 2点アップとなる。
【関連】後発率が著しく低い薬局への減算
現行の2020年改定では、
後発率が40%以下と著しく低い薬局は、
調剤基本料から2点減算
のルールがありましたが
2022年の改定案では
後発率が50%以下と著しく低い薬局は、
調剤基本料から5点減点
のルールに変更する となっています。
最後に
今回発表された答申の内容は「確定」ではなく、あくまでも「改定案」ですが、例年ほぼほぼこのとおりに決まることが多いです。
他にも色々と書いています
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