2024/7/17中医協から、2024年改定の
・医療DX推進体制整備加算 と
・医療情報取得加算 について
見直しの資料が出ました。
当ページではその資料からの情報をまとめました。
医療DX推進体制整備加算
これまでは「4点の1種類だけ」とされていましたが、
2024年10月からは
医療DX推進体制整備加算1:利用率15%で 7点
医療DX推進体制整備加算2:利用率10%で 6点
医療DX推進体制整備加算3:利用率5%で 4点
の3種類になります。
そして
2024年10月から2025年1月までの間は緩和策として、適用時期の2月前のオンライン資格確認件数ベースの利用率を用いることも可能 となっています。
ですから、
具体的には2024年10月は、2024年5~8月のいずれかの利用率を用いることができます。
また、
2025年1月からは
医療DX推進体制整備加算1:利用率30%で 7点
医療DX推進体制整備加算2:利用率20%で 6点
医療DX推進体制整備加算3:利用率10%で 4点
へと利用率の基準が引き上げられます。
更に
2025年4月からは更に利用率の基準が引き上げられるはずです。
資料に「令和7年4月以降のマイナ保険証利用率の実績要件は、付帯意見を踏まえ、本年末を目途に検討、決定」と書いてあるからです。
医療情報取得加算
医療情報取得加算は「年1回1点」に変わります。(減ります)
医療情報取得加算は、12月2日で現行の保険証(いわゆる「紙の保険証」)の発行が終了することを踏まえて、現行の保険証とマイナ保険証との区分がなくなり、点数は1点となります。
2024年11月末までは
・現行保険証:3点(6カ月に1回)
・マイナ保険証:1点(6カ月に1回)
2024年12月からは
・1点(12ヵ月に1回)※保険証の種類は無関係
最後に
詳しくは&正しくは、厚生労働省発表資料そのものを読んで下さい。
当サイトは拡大解釈や、個人的解釈は極力入れないようにして作成していますが、それでもバイアスはかかります。
何事も「一次情報を自分でも確認する」ってのは大事です。
詳しくは&正しくは、厚生労働省発表資料そのものを読んで下さい。
<おしまい>
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