かかりつけ薬剤師指導料と外来服薬支援料。同じ患者さんに算定できるのか?

調剤報酬

「かかりつけ薬剤師指導料」と「外来服薬支援料」は併算定可○

※併算定可・・ここでは「同じ患者さんに対して算定可能」という意味で使用しています。

結論から言うと
かかりつけ薬剤師指導料 を算定している患者さんに対しても 外来服薬支援料 は算定できます。

「かかりつけ薬剤師包括管理料」と「外来服薬支援料」は併算定不可×

しかし
かかりつけ薬剤師包括管理料 を算定している患者さんに対しては 外来服薬支援料 は算定出来ません。

調剤報酬点数表に、かかりつけ薬剤師包括管理料に包括されない点数は下記のみと明記されています。

かかりつけ薬剤師包括管理料に包括されない点数
時間外加算、休日加算、深夜加算(区分番号01に掲げる調剤料の注4に規定する加算)
夜間・休日等加算(区分番号01に掲げる調剤料の注5に規定する加算)
在宅患者調剤加算(区分番号01に掲げる調剤料の注8に規定する加算)
在宅患者訪問薬剤管理指導料(当該患者の薬学的管理指導計画に係る疾病と別の疾病又は負傷に係る臨時の投薬が行われた場合に限る)
在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料
在宅患者緊急時等共同指導料
退院時共同指導料
薬剤料
特定保険医療材料料

※逆に言えば、上記以外は全て包括される という事になります。

 

かかりつけ薬剤師包括管理料に包括されない点数に、外来服薬支援料の記載がありません。
つまり、外来服薬支援料 は かかりつけ薬剤師包括管理料に包括されるという訳です。

”かかりつけ薬剤師包括管理料 と 外来服薬支援料 の重複算定は出来ません”

※調剤報酬点数表(2018改訂)-区分13の3 かかりつけ薬剤師包括管理料 より引用

この場合、この表に規定する費用
(区分番号01に掲げる調剤料の注4、注5及び注8に規定する加算、
区分番号15に掲げる在宅患者訪問薬剤管理指導料(当該患者の薬学的管理指導計画に係る疾病と別の疾病又は負傷に係る臨時の投薬が行われた場合に限る。)、
区分番号15の2に掲げる在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料、
区分番号15の3に掲げる在宅患者緊急時等共同指導料、
区分番号15の4に掲げる退院時共同指導料、
区分番号20に掲げる使用薬剤料及び区分番号30に掲げる特定保険医療材料
を除く。)
は当該点数に含まれるものとする。

 

関連記事

かかりつけ薬剤師指導料とは【2020年改定】~算定要件と解説~
かかりつけ薬剤師指導料の算定要件は、ボリュームがかなりありますが,患者の事を親身に思う,経験豊富な薬剤師なら「当たり前」にやっている事も多いです。2020年改定で、73点→76点に引き上げられました。また『24時間の相談体制』につい...
かかりつけ薬剤師包括管理料【2020年改定】~包括される点数・包括されない点数~
2019年10月に消費税率10%への引き上げに伴う対応により、かかりつけ薬剤師包括管理料は280点→281点に変更になりました。2020年改定でも281点が維持されました。かかりつけ薬剤師包括管理料の基本情報・包括範囲点数処...
外来服薬支援料とは~算定用件や算定事例を確認~【2020年改定】
外来服薬支援料は、2018年改定→2020年改定では変更がありませんでした。外来服薬支援料についての大雑把なまとめ・患者1名に対し、月1回に限り算定できる加算(185点)である。・医療機関への「服薬支援の必要性を事前に確認」or「...

 

最後に

当記事は厚生労働省発表の資料をもとに編集・作成した記事です。正しくは、厚生労働省の正式発表資料を参照してください。また、当サイトはあくまで一般的な注意点や説明や内容を記載しています。実際はその方の年齢や性別、その他合併症、併用薬の有無など、個人によって治療方法が異なります。当サイトの情報は「参考程度」に留めておいてください。当サイトでは、取り上げた情報により生じた健康被害等の責任は一切負いません。

コメント